忍び寄る寒さ
ここのところ地方のクライアント先を訪問する都度感じる不吉な影。
先日2ヶ月ぶりに飲食店運営のクライアント先へ行った。
その会社の社長、なかなかのやり手でかつやる気満々、
毎年売上増加を確実にしている実力の持ち主。
今年も夏までは順調に売上を伸ばしていたが・・・・
社長曰く、
「今年の夏は全く違う!!」のだそうだ。
数字も昨年対比で△20%を大幅な落ち込み。
なでこんなに落ち込んだのか?
今まで季節変動以上に売上が落ちれば「営業」の失敗が原因だったが、
今年のそれは「何を仕掛けてもマーケットが反応なし」なのだそうだ。
そう言えばここ数年、小康状態を保ってきた地方経済。
悪い悪いといいながら、回復こそしないが落ち込みも小さかった。
しかし、8月以降のサブプライム・金融不安・株安・政治の混乱・・・・
これだけ悪い材料が揃うと、地方のマーケットはなんだか「機能停止」しそうな気配。
性格が楽天的な私、
いつもは数字の先にすこーし明るい材料が見えるのだけど、
今日そして今月、秋の訪れとともに「薄ら寒いような」感じがするのは私だけだろうか?
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