午後の講演
今日の午後は「リチャード・クー氏」の講演。
演題は「内外から見た日本経済」。
久しぶりに聞いた経済講演会。
流石超一流だけあって、これだけ混沌とした経済情勢を見事に解説している。
主催者(銀行)を意識してなのか、特に金融問題に対する洞察も深く、
この不況の原因を判り易く解説してくれた。
こういった講演を聞くと、まさに「目から鱗」である。
今まで「そうなのかな」と思っていたものが、
まさに理論化され、明快な言葉となって出てきている。
「合成の誤謬」と「バランスシート不況」。
ここ15年の来し方が、この言葉に集約された思いである。
まず「原因追究」、しかる後に「処方」。
企業の再生も経済の再生も同じこと。
原因が判れば対策は必ずある。
久しぶりに聞く、素晴らしい講演であった。
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