バンカー

先日のこと、旧職の大先輩とご一緒することがあった。

その先輩、地元では少し有名なバンカー。

地元企業とのパイプも太く、またファンも多いことでも有名な人。


その人曰く、

「バンカーは数字の中だけで仕事をしてはいけない。」

「地方の会社を見るときは、人柄や汗の量、越し方などを良く見極めることが肝要。」


なるほどその通り。

多数の顧客の要望をとらえる金融機関、

どうしても金融マニュアルや社内のルールに頼って会社という器を図りたがるが、

それだけでは本当の姿はわからない。

会社は「ヒト」であり、ヒトは画一的なモノサシでは測ることができない。

だから、会社を見るときには「ヒト」つまり「経営者をよく見ろ」ということなのだろう。


私もいつか大先輩のような「目」を得ることができるのだろうか。

様々な教えを乞うた一時であった。

47歳、未熟者であることを改めて感じた。



コメント

  1. 次課長(代理) より:

    1 ■初コメント
    失礼します。
    Blog 度々拝見させていただいてます。

    おっしゃるとおりですよね!
    数字だけでの会社査定であれば
    ATMで充分。行員不要です。

    プラスα会社の地域貢献度・業界貢献度・必要性・社長の人的性質等、様々な長短を分析し
    付け加えて、初めてパートナー金融機関としての態度だと私も思います。

  2. @佐藤 より:

    2 ■Re:初コメント
    >次課長(代理)さん
    コメントありがとうございます。
    このところ、金融ビジネスの血が通っていないようなシーンが多くて・・・
    そんな時代なのでしょうか。

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