魁より始めよ
経営に巧拙があるとすれば、それは何なのだろう?
経営不振に陥っている企業には研究熱心、勉強熱心な経営者が多い。
業界動向を細かく調べ、様々なビシネスモデルを研究し、業界や金融機関主催の勉強会へも参加する。
ヒアリングでは何を聞いても的確に回答し、自社の強み弱みを理解している。
ではなぜ、経営不振なのだろうか?
答えは「行動力」。
よくよく聞いてみると「できない理由」が多い。
事業展開をプランニングしても、何かのリスクや不足を理由に立ち止まってしまう。
その結果、事業が長年のスタイルを変えることができず、
マーケットの縮小とともに毎年の赤字を繰り返している。
そんな時、私は必ず言うことがある。
「まず始めてみましょう、どうせ後はないのだから悔いのないようにいきましょう」
勉強熱心な社長は時として「行動力」が不足しがち。
誰かが自信をもって背中を押してあげないと、
また「できない言い訳」を並べ始めてしまう。
まず始める、そして考える。
中小企業の経営者はそれでもいいのではないだろうか。
「魁より始めよ」
良い言葉だなあ。
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