資金繰り
弊社の仕事の一つに、資金繰りの改善がある。
事業が継続するのに最低必要なのは「資金繰り」が継続すること。
そのためには「将来」どの程度の入金と支払いがあるか、正確に把握する必要がある。
つまり「資金繰り表」の精度をあげることが不可欠なのだが・・・・
今日は朝からある会社の資金繰りの相談。
その会社、過去に一般的な「資金繰り表」を作成したことがなく、
社内でのみ通用する資料を作っていた。
(要するに、訳がわからない状態であった)
それを理路整然とまとめるのは、骨の折れる作業である。
実際動いている会社の「売掛」「買掛」「入金」「経費」、
すべてのファクターを一度整理し、「キャッシュ」という要因のみ取り出す。
その作業を繰り返すと「経理の癖」や「取引先の習性」が徐々に見えてくる。
作業の過程で、新たな債権者を発見したり、
社長の「古い傷」に触れたりを、いろいろあって面白い。
今日の作業は4時間。
いろいろな話、あるいは「お金」を通じて、
会社の本当の姿が見え隠れする楽しい時間であった。
コメント
※コメントは承認制となっております。承認されるまで表示されませんのでご了承ください。