社長、洗い場に至る
先日ある食品メーカーの社長から聞かされたこと。
その社長の会社はここ数年の営業戦略が成功し、業績が伸びているのだが
業界の同業者はほとんどの会社が景気悪化で苦しんでいる。
その社長曰く、
業績悪化の会社には共通点があり、
それは「社長が洗い場に籠っている」のだそうだ。
「洗い場に籠る??」
社長は工場や作業場に張り付いて、外に出ることを避けているってということ。
どんなに不況でも「食品業界」は工夫次第で業績は伸びる。
しかしそれは社長がマーケットの変化を肌で感じ、それに合わせて会社を変化させた時。
変化を肌で感じるためには、外に出て風に吹かれてみてわかるのだそうだ。
業績が悪くなると社長は徐々に「内部に籠る」ようになる。
洗い場に籠って一日「一生懸命」作業をして、それが仕事になる。
しかし、変化に取り残された会社の業績は日を追うごとに悪化する。
その社長曰く、
業績が悪くなり回復を願うのであれば、社長は外に出て「風に吹かれなくては回復はしない」のだそうだ。
そう言えば弊社のクライアント、
「洗い場に籠っている」社長が多いような??
それは自身にも言えること。
本日の教訓
「前掛けを外して風に吹かれよう!!」
コメント
※コメントは承認制となっております。承認されるまで表示されませんのでご了承ください。