潮目
弊社のクライアントに1年半以上前に事業譲渡を行った先がある。
事業継承時には経営者の若返りも図り、
また多少のビジネスモデルの転換を行ったせいか、
それ以降なんとか安定的に利益計上できるようになった。
しかしまだ「資産の買戻し」が準備不足であり、
今後の事業継続の課題として残っているのだが・・・・
今日はそのクライアントの若社長との打ち合わせ。
当面の課題は資産の買戻しとそのための資金作り。
当初は、今頃準備段階に入っている予定であったが、
あれこれ考え時期を待つことになった。
その理由、
1.このリーマンショックは一筋縄ではない。
2.どうも「根本的な変化」が起きそうだ。
3.変化は「資産の下落」と「金融環境の変動」ではないか?
4.従って、「資産購入」や「借入」は変化を見定める時期である。
5.あまり焦ってことを起こすと、なにやら予期せぬ悪影響が起きそうな気がする。
とても理路整然としていて、
社会の変化と自らのポジションを理解し、かつ行動の指針がある。
事業譲渡時には36歳の若社長。
たった1年半で経営者として素晴らしく成長している。
「立場が人を作る」
それを実感した一瞬であった。
コメント
※コメントは承認制となっております。承認されるまで表示されませんのでご了承ください。