挫けないで!!
先日クライアント先で決算打合せとした時のこと。
この夏からお付き合いしているその会社、
20年9月の決算はかなりの赤字。
決算予想が出る頃から銀行融資がストップしているが、
今でもなんとか資金繰りだけは維持している。
その会社の社長、目の前の決算報告を見て一気に意気消沈。
始まりかけた様々なリストラ計画も、決算をみて実行を逡巡している。
その上で将来を悲観、廃業しようかなどという落ち込みぶり。
それはそれは考え違いというもの。
決算書なんて所詮は過去のデータ。
確かにこの成績ではクラスで最下位だろう。
でも成績悪化の原因は明確で、「運を天に任せて何もしなかった」のだから当然。
精一杯努力している人(会社)と差がついて当たり前。
しかし発想を変えればこんなに嬉しい決算書はない。
何もしないのに「倒産」しなかった。
ということは「何かすれば必ず成果が出る」ということ。
成績がクラス最下位であれば、あとは順番を上げるだけ。
実はその会社、本当に何もしていない。
つまりやるべきことは「山ほど」ある。
もしそれを全てやり尽くしても「赤字」であったら、
その時こそ会社の本当の方向性を決めましょう。
たとえそれが茨の道、破綻に続く道であっても。
コメント
※コメントは承認制となっております。承認されるまで表示されませんのでご了承ください。