情報の流通量
昨日はあるクライアントのグループ会社の新年賀詞交換会。
業績が振るわないそのグループ会社。
20年来途絶えていたグループに「賀詞交換会」を復活した。
一般的な傾向だが、
業績が悪くなると組織内の情報流通が悪くなる。
会社内では「上下」、グループ間では「相互」に、業績不振の「犯人探し」を始め、
組織内に険悪な雰囲気と、不信感が広がる。
そうなると、組織や「ヒト」が本来持っているはずの「能力」が発揮できず、
「負の悪循環」に陥りやすい。
そのクライアント、
中小企業とはいえ100名以上の大所帯。
どうも、悪循環の傾向があるため、
賀詞交換の形で情報流通を図ることになった。
とはいえ、少なくない人数の会合。
費用や会場設置、スケジュール調整と手間のかかることばかり。
少しでも経費を抑えたい時に、
思い切ってコンサルタントの提案を受け容れてくれた「経営者」には感謝するばかりである。
そしてこの交換会が、
少しでも業績向上の役に立てばと願っている。
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