入社式
企業の責任とはなんだろう?
ある会社の入社式に参加した。
新入社員は47名。
社長が昨年の12月に「高卒の内定率が史上最低」という新聞記事を見て、
苦しい台所事情をやり繰りして採用した子供たち。
2週間の合宿研修を経て、ようやく社会人の第一歩を踏み出そうとしている。
聞けば今年の新入社員、
中には学生時代に不登校であったもの、
世間を拗ねて問題を起こしたもの、
過保護故か親離れ出来ないもの、
そんな子供たちも少なくない。
しかしその社長曰く、
子供たちを「立派な人に育て、社会へ送り出すこと」が会社の使命なのだと。
そして会社はそのための「器」なのだと。
昨今の不景気はその会社にも無関係ではない。
日々身を削るような努力で経営に励んでいる社長。
そんな中、信念ともいえる人材育成の姿勢に感動すら覚える。
「おはようございます」
新入社員達のホールを突き破るような挨拶の響き。
普通なら挨拶も出来ないようなアルバイターであったろう子供たち。
でも2週間で人は変わる。
本当に目頭が熱くなった。
コメント
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1 ■!
その社長素晴らしいですね。
この時代に47人も!
本当に尊敬します。
http://ameblo.jp/m-ichi-cb4/