仕事の有難さ

ある建設業でのこと。


資金繰り表を作っていると、夏に不足することが判明。


業種柄、例年であれば夏枯れ資金として不足分を銀行からの「借入」で補うのであるが、

今年は切り口を変えようということになった。


何をするかと言うと「仕事」を増やすこと。


実はこれ、一番難しい問題なのだが、

これなくして「クライアントに未来はない」と私は思っている。


特に小規模な土木業は過去受注活動、

つまりごく普通の「営業活動」をやった会社が少なく、

会社に、あるいは社長自身にそのノウハウが少ない。

(仮にあっても、下請け工事を請けるための営業)


しかし、事業の生き残りを考えた場合、

より広い範囲、地域、業種、業態からの受注は不可欠である。

なぜなら、近い将来彼らの従来のスポンサーである「役所」から、

発注が途絶えることになるのだから。


だから、建設業が生き残りたければ

「仕事を探す」ことからはじめよう。

やがて、探すことから「掘り起こす」ことになり、

やがては「相手からやってくる」ことになる。

そうなるまで「営業」し続けるしかないのだ。


と言う意味のことを、たまには熱演しています。

(熱くなってしまって、返って逆効果だったかな?)




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