油断
人は誰でも油断するもの。
私のそれは「床屋」。
週末、3ヶ月ぶりに整髪に行った。
すっかりオヤジなので、髪の毛が耳にかかったり、
額で波を打ったりしていると、邪魔で仕方ない。
と言って、頻繁に床屋へ行くのも億劫なので、
思い切り「短く」刈り込んでもらった。
それは薄日差す北関東の午後。
街はクリスマスソングで溢れ、
出不精オヤジを引き回すのは絶好の日。
夕方まで街を一回り。
やがて帰る頃にはなんだか熱っぽい感覚。
と見る間に、寒気の襲来。
とうとう本格的な風邪。
その後の2日間を、発熱と戦いながら布団の中で思った。
もう大人なのだから、床屋に行く都度「熱」を出すのはやめよう。
そのために人類は「帽子」と「マフラー」を発明したのではないか。
もし、その準備と覚悟ができないのであれば、「床屋」へ行くのをやめよう。
たとえ、どんなに見苦しくても風邪で寝込むよりはましである。
でもなんだか前にもこんなことが??
確か、以前風邪で寝込んだ時も同じ決心したはず・・・・
人は過去の教訓や経験、決意を忘れたときに「油断」する。
という油断であった。
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