投資家
先日ある人の紹介で、地元の「投資家」という人物にお会いした。
その人、会社経営者で、若い頃より苦労し、現在は相当に資産(あるいは資金)ストックをしている。
そのため、せっかく作った資金を寝かせることなく、ここ数年「投資」を積極的に展開している。
当然、金融機関が黙っているはずもなく、様々な「不動産」案件持ち込んでくる。
さて、弊社では事業リストラにために「M&A」を仕掛けることもある。
今回も、ある事業部門の買手を探して投資家なる人物に会ったのだが・・・・
弊社の手がけるM&Aである、「赤字部門」や「会社」がほとんどで、
今回も「磨けば光るであろう赤字会社」である。
投資家の中には「磨くこと」を目的に会社を買収する人もいるので、
そんな人との出会いを期待したのだが、結果は残念!!
投資家との会見は「どの不動産をいくらで買ったから利回りは○○%」とか、
「安値で買える高利回り賃収物件はないか」という話題ばかり。
確かに資金運用には大切なことではあるのだが、
「事業をどうする」とか「会社を立て直すには」という言葉が聞こえてこない。
結局「会社を買って何年で回収するか」という言葉が聴けた程度であった。
投資家といっても様々。
いつかは
「会社を安く買って、収益力と事業価値高めることこそ経営者の本分」
という人物にめぐり会いたいものだ。
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