去るものの日々

年が明け、早2月。

そろそろ年度の終了時期になっている。


ある大手新聞社の支局長。

私とは年齢も同じ、趣味も同じくしているので、

彼の赴任当初より親しくしていた。

その彼もこの春には転勤の辞令が下りそうだとのこと。

そう言えば彼と最初にお酒を飲んで3年の年月が過ぎようとしている。


長いようで短い3年間、

彼は一生に一度の「ゴルフ天国」への赴任ということで、

ひたすら腕を磨いていた。

今や最初にゴルフ場でご一緒した時とは「別人」がプレーしている感がある。


さてその間私は何をしていたのだろうか?

会社の決算を紐解けば、業績やクライアントは記録されている。

しかし、3年前の思いはどこにも残っていない。

(日記でも書けば良いのだが・・・・)

趣味のゴルフがうまくなったような形成は「ない」!!!

(これが一番悲しい)

また再生のプロとしてスキルが向上したということも聞かない。

(その間の地方経済の疲弊もあるが)

そして、人として一回り成長したかというと・・・・


短くて長い3年の日々。

長くて短い1000日。

人生はこうして過ぎていくのだろうか。




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