バロメーター
先日あるクライアントの関係で「和歌山」へ出張した。
満開の桜とライトアップされた城。
流石徳川御三家の一つ紀州藩、
広大な敷地や石垣、整備された城内と咲き誇る桜。
ここは楽園なのかと思うほどの美しさである。
そこは駅からタクシーで5分。
ふと見ると、初乗り料金は600円。
ここは昨年のタクシー料金値上げに便乗できずに据え置いた地区らしい。
そういえば出張先で初乗り料金の安い場所は決まって景気が悪い。
先日行った東北の地方都市もそうであった。
確かにタクシー料金は直接消費者と接している価格である。
ユーザーは地元企業を訪れる人が多いだろうし、
結果地方の景況感や疲弊具合に左右されるだろう。
つまり因果関係で言えば、
「タクシー初乗り料金=その地方の景気のバロメーター」
ということにならないだろうか?
初乗り料金が安い=それと支える経済基盤が疲弊している、
とみれば、なんとなく納得できる。
一度統計でも取ってみたいが、いかが思いますか?
コメント
※コメントは承認制となっております。承認されるまで表示されませんのでご了承ください。