事業再生事例とお客様の声

- 製造業の事業再生事例一覧 -
業種
繊維製品製造業
事業規模
年商 6億円
従業員数
30名
資本金
2000万円
業歴
29年
問題点
  • 設備投資直後の景気減速(リーマンショック)で売上急減、工場稼働率も採算ラインを大きく割り込む状況が続いている。
  • 従来無借金経営だったが、設備投資を機に借入が急増、現在の年商はピーク時の3分の1、借入金は年商とほぼ均衡。
  • 円高進行によりモノ作りが海外に移転、国内需要が急速に減少中。
  • 国内需要盛り返しの見込薄く、経営陣はM&Aによる企業売却も外部に打診するも「買収」希望者現れず。
  • 借入金は一部返済を残しリスケ済だが、業績不振続き流動性が枯欠間近。
業種
日用雑貨品製造
事業規模
年商 2億円
従業員数
10名
資本金
1,500万円
業歴
15年
問題点
  • 開発型で特殊加工技術を持つ中堅業者だが、開発資金・設備投資が嵩み、金融機関からの借入も年商超の状態、円高と需要減で収支も悪化、自己資本も債務超過に転落。
  • 金融機関は一行取引で、業務改善見込みが薄いと判断した銀行は、保証協会へ代弁申請、当時にプロパー貸出金をサービーサーに売却、取引を打ち切った。
  • 保証協会からは担保(工場敷地と建物)処分、サービサーからは回収強化の圧力が掛かり、代表者は冷静な経営判断ができない状況。
業種
自動車部品製造業
事業規模
年商 12億円
従業員数
30名
資本金
4,000万円
業歴
43年
問題点
  • リーマンショック後の受注激減から借入金が膨張。東日本大震災時の混乱や円高進行に伴うメーカーの海外移転が続き、現在の売上は全盛期の60%程度で推移。
  • メイン行以下、全取引金融機関は弁済条件変更済で、リスケ開始後2年以上も元金弁済はゼロ(利息のみ支払が続く)。
  • 手許資金不足の結果、税金・社会保険料に滞納が発生、差押予告通知を受領済。
  • 雇用調整助成金を申請するため平日休業が続き、収入の減った若手社員の退職が続く。
  • メイン行は信用金庫で、取引金融機関を仕切ってリスケ出口までM社を指導するには力不足。
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