業種 | 建設用資材製造業 | |
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事業規模 | 年商 5億円 | |
従業員数 | 28名 | |
資本金 | 2,000万円 | |
業歴 | 48年 |
問題点
C'社社長
弊社に出入りしている帝国データバンクの担当者から紹介して貰いました。 従来殆どがM行一行取引で商売して来ましたので、足銀さん出身のリンクスさんとなかなか出会う機会が無かったのですが、、友人が以前「再生のプロがいる」と言っていたのを聞いていたのでリンクスさんと繋がることを期待して紹介をお願いしました。
息子とも事前に話し合っていたので、最初からリンクスさんに入って貰おうと思っていました。 M行も担当者や支店長が変わる度に私と面談し、私もできるだけ銀行のいう事を聞こうと思っていたのですが、最近は「潰れるなら潰れても良いですよ」的な対応があまりに露骨で… 債務超過ギリギリという微妙なタイミングでもありましたし、外からの後押しが無いと、なかなか自分たちの力だけでこの難局は切り抜けられないぞ、と思っていましたから。
決算書を見ていただき1時間くらい質疑応答しましたが、、初回面談で大まかな方向性を示して貰いました。 私達だけでは決断に勇気の要ることもあったのですが、「最後まで面倒をみる」と仰っていただけましたので、思い切って不動産処分に舵を切りました。 そこから、遊休地の賃貸化や取引先との単価交渉にも同席していただいたのですが、打つ手打つ手がタイミングと云い、先方の反応も事前予想通りでピタピタと当てはまり、ビックリしました。 銀行員出身で金融・財務のプロであることは知ってましたが、ここまで鮮やかにやるんだ、と本当に驚きました。
リンクスさんにお願いする前は、M行の締め付けが厳しく、もしかすると後1~2年もそのままだったら「廃業」も決意していたかも知れません。 紹介してくれた帝国データバンクの担当者にも凄く感謝しましたが、こういう機能をもっと中小企業に広く伝えるべきだと思います。 中小企業の経営者では、過去の問題をどう処理して行くか、それを銀行さんにどう理解して貰って、金融支援を受けたまま「資金繰りに困らない会社」に生まれ変わって行くのか、そんなことできる筈ありません。 私も言われましたが「ギリギリまで我慢しないで」まずは相談してみるべきだと思います。