業種 | 食品加工業 | |
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事業規模 | 年商 20億円 | |
従業員数 | 58名 | |
資本金 | 3,000万円 | |
業歴 | 27年 |
問題点
N社長
税理士からの紹介です。 サブメイン行から「融資を譲渡する」と通告され動揺していましたが、ちょうど良いタイミングで税理士からリンクスさんを紹介されました。 私も新聞等で足銀出身の方が、この方面で開業したことは知ってましたので、「取り敢えず話だけ聞いてみたら?」と言われたのですが、最初からお任せしようと思ってました。
税理士には銀行取引がおかしくなって来た頃から「何か対策を立てないと…」と相談していたんです。ただ有効な対策ができないまま、あれよあれよと銀行のペースに引きずられ終いには「RCCの件を何とかしないと、うち(メイン行)も融資を引き揚げざるを得ない」までの話になってしまいました。 それで「やっぱり銀行系に強くないと、とても太刀打ちできないし、うちは銀行に潰されてしまう!」と危機感を持ったことと、リンクスさんが地元足利銀行の出身だということが決め手になりました。銀行出身だから、銀行内部の事情に詳しいですし、RCCについても余所でたくさん事例を扱ったらしく、不安や聞きたいことに対する答えが明確です。
RCCとの工場買戻交渉に、終始同行いただけて、常に第三者の立場から交渉をまとめようと努力して貰えたことですね。もちろん、交渉はまとめるために行うのですから、相手の条件に譲歩をお願いしたり私共にも「此処までは要求できるが、此処から先はダメですよ」と、明確な判断をしていただきました。 社内リストラや販売先毎の収益管理手法も指導いただき、本業のV字を主導していただきました。 RCCへ譲渡騒ぎがあった当初、メイン行は当社の破綻処理も想定していたようですが(後で聞きました)結果として工場が安価で買い戻せたことと副業撤退、本業改善が進んだことでメイン行は「いゃー、社長ならできると思ってまいました!」とか、今では調子の良いことを言ってます。(笑)
RCCと言うと凄く恐ろしい人達だとの先入観もありました。 当社は最初から最後までリンクスさんに面倒を見て貰うことができたから、そういう人達との交渉の席に着く時も落ち着いてできましたが、誰も導いてくださる人がいなければこういう結果にはならなかったと思います。 リンクスさんにお願いしたミッションは、メイン行融資の正常化でひとつの区切りとなりましたが、顧問料を下げていただいて、今でも良好な関係でいます。 今後も「用心棒」的な役割になると思いますが、よろしくお願いします。