業種 | 自動車部品製造業 | |
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事業規模 | 年商 12億円 | |
従業員数 | 30名 | |
資本金 | 4,000万円 | |
業歴 | 43年 |
問題点
M社長
メインの信金さんからの紹介です。このままでは金利が上がった時、また円滑化法が終わった時に、取引銀行の中から貸出債権を他所に売却する所が出て来るかも知れないことや、3年連続赤字でこれ以上赤字が続くようなら、信金としても支援継続が難しくなると言われ、リンクスさんに会うことを承知しました。
正直「企業再生コンサルタント」と聞いて、本当に効果があるのかな?と思いました。製造現場の経験があるようでもないですし…。だいたい、うちが「再生系」のコンサルタントを入れなきゃならないくらいまで(内容が)傷んでいるとも思えなかったので。 ただリンクスさんと話しているうちに、「もう一度死ぬ気になって働こう!」って気になりました。このまま「負け犬」になってはいけない、もう一度自分ができるんだという所を家族や社員、銀行取引先に見せつけてやるんだ、大袈裟に言えばそんな感じかなぁ。 今思うと、リンクスさんと信金さんにうまく乗せられたかな、とも思いますが(笑)今があるのは、リンクスさんと知り合えたお蔭ですからね。
改善計画の推進体制を明確に整えていただいたことと、耳の痛い話でも私の考えも尊重していただきながらキチンと経営判断を間違えないようにアドバイスいただけたことです。 コンサルタントも企業側から報酬を得るので、計画策定時には厳しいことを言っても、計画を実行する段になると「自分達の範疇外です」みたいな顔をする所が多いのだけれど、リンクスさんは違いましたね。 「債権者目線ではこうだ」「それは社長が出しゃばってはダメ、全権は改善委員長(専務)にある」とか私には耳の痛いこともハッキリ言っていただき、感謝しています。息子も成長したし、私達が本気だと感じた社員達の離職率はほぼゼロになったし、外注先も単価切り下げを依頼しているのに、無理な対応にも快く応じてくれるようになりました。
リンクスさんと知り合ったタイミングも良かったと思います。2年前くらいですと、まだ私も鼻息が荒かったですし、自分で何とかできるわい、と思ってましたから。 うちはお蔭様で、実力あるコンサルタント会社を見つけて、内容が改善され銀行さんとも正常取引できるようになりましたが、全国にはうちみたいな中小・零細会社がたくさんあると思います。 リンクスさんにお願いしたいのは、そういった中小企業の再生を1社でも多く手懸けて貰いたいこと。このままでは、中小企業が育んできた技術や人材が早晩消滅してしまいます。私のように「頑固」な社長もたくさんいると思います。 「餅は餅屋」ですから、早く相談して早く解決して貰うことが大切なんだと思います。