11. 従業員設立第二会社を活用した再生事例
業種 | ビジネスホテル業 |
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事業規模 | 4,000万円 |
従業員数 | 5名 |
資本金 | 1,000万円 |
業歴 | 30年 |
[問題点]
- ホテル設備投資に絡む過剰債務企業(借入金が年商の4.5倍)。
- 税金や社会保険料等の滞納額が1億円以上。
- 既に融資債権はメイン行からサービサーに譲渡済。
解決までの流れ
- 装置産業であり常時設備更新が必要な業種。過剰債務企業であり、5年以上もリスケが続く。
- メイン銀行の経営破綻により、融資債権がサービサーに譲渡。サービサーからは経営改善より物件処分による弁済圧力を受け続ける。
- ホテル営業地が都市部の郊外で、任意処分するとしても買い手現れず。経営陣の入れ替えや特定需要(学生スポーツ需要)に特化した設備投資。経営資源の転換を目指し、従業員を社長にした新会社を設立。
- 地元金融機関との物件(ホテル設備)買戻資金の調達交渉を開始。コア資産を時価で買収、特定需要に向けての再投資も実施、リニューアルオープン。
- 学童向球技施設が思いの外好評で、リピーター客(団体・合宿)が続出。売上は前体制時の2倍を超え絶好調、新たな競技施設の投資も銀行と協議中。
スキーム図
お客様の声
K元社長
リンクスと知り合うきっかけは?
以前から新聞等で活躍ぶりを紹介されている会社だったので名前は良く知っていたのですが、なかなか直接(お願いを)連絡する勇気が持てず、たまたま交流会で知り合った税理士さんがリンクスさんを良く知っていて、その方に紹介していただいたのがきっかけです。
リンクスに依頼する決め手となったのは?
リンクスさんと知り合ったのはうちがサービサーに売却された後のことで、誰にも相談できず夜も眠れなかった頃です。うちの場合、税金滞納額も半端な金額でなく、いつ税務署から差押が入ってもおかしくない状況でした。
リンクスさんには全てお話して今後の方針を決める事になったのですが、過去に取り扱った事例がうちの会社にも応用できそうだ、と見通しを示されたことがやはりポイントだったと思います。
うちには他に選択肢もありませんでしたし迷うことなく契約をさせて貰いました。
リンクスに依頼して良かった点は?
従業員を社長にして第二会社を作り、そこにまた銀行さんからのホテル買収資金融資を引き出すなんて、しかも今は私もその会社の支配人として第一線に立たせて貰っていますが、こんなにお客様が戻って来るとは信じられない思いがしています。
さすがに経験豊富なコンサルタントにお願いして良かったです。
振り返ってみて一言お願いします。
「案ずるより産むが易し」と言いますが、何であの時あんなに悩んでいたのか、とても不思議な気がします。
リンクスさんは誠実ですし約束したことはきちんと対応してくれますし、まさにプロ中のプロだと思います。これからも長いおつきあいをお願いしますね。