前回の続き
どうやら紹介していただいた運送業者は、荷主との値上げ交渉を避けつつ、車輌設備の増車や更新を図りつつ、今日まで来たようです。
その間、コスト割れした業務で続けるべきなのかどうかも、債権者(金融団)は検討・アドバイスした事も無いようでした。
ただ、その間も金融団はこの事業者に対して、「代わる代わる」設備資金・運転資金と称する資金を融資し続けて来ていますから、融資支援を受け続けた社長さん金融機関に対する不満など「微塵も」なく、赤字の累積・借入金の高止まりという経営悪化の証左に対する「恨み節」は、同社の顧問税理士に向かいます。
曰く「経営上のアドバイスが欲しかったのに…」「経営指標が分かっているのはあなた(税理士)だけなのに…」
税理士の先生には、返す言葉がありません…
言い訳はともかく、現状でも月間損益はマイナスです。
コスト削減も大切ですが、まずは荷主との値上げ交渉が必要です。
資金繰りも絡んだ問題で、取引銀行も此処に来て運転資金融資を渋り出す下位行もある等、緊急性ある案件ですが、なんとか正常先に戻して行きたいと思います。
様々な動きをスピードアップさせないと…
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