事例とお客様の声
事例

08. サービサーを活用した再生事例

業種 旅館ホテル業
事業規模 2億円
従業員数 8名
資本金 2,000万円
業歴 60年

[問題点]

  • ホテル建設による借入過多。
  • 景気低迷に伴う売上減少。
  • 金融機関よりサービサーへの債権譲渡。

解決までの流れ

  • ホテルの顧客を分析し、ターゲット客の明確化および絞込みを行うとともに、収益力のある運営サービスを検討し特化させることで売上回復、収支黒字化に成功しました。
  • 業況改善後、弊社にて再建計画を策定し、複数の金融機関に呈示しました。その内一行から資金を調達でき、サービサーとの和解が成立いたしました。(約1億5千万円の債務免除) また、債務免除益課税が発生しない仕組みを検討し、実行しております。
  • 債権者の対応に追われていた経営者も、今では、お客様第一に考えられるようになり、ホテルの評判も益々良くなっています。

スキーム図

事例08-スキーム図

お客様の声

H社女将

リンクスと知り合うきっかけは?

メイン銀行からサービサーに融資金が売却される前に「同意書」への調印を求められた際に、銀行担当者から「銀行OBでしっかりした人達が居るから」とリンクスさんを紹介されました。

リンクスに依頼する決め手となったのは?

うちがリンクスさんに出会った当時、栃木県内は信用金庫の経営破綻に始まって、ついには地元のメイン銀行である足利銀行までも国有化され、私の知人の経営するホテルも(株)整理回収機構へ売却されるなどして、私達温泉旅館の女将仲間にとっても緊張感に満ちた時期でした。

リンクスの担当者の方はサービサーとの折衝経験も豊富で、債権者の目線で微に入り細に入りアドバイスを頂戴しました。私達だけでは債権回収のプロには太刀打ちできる訳もなく、直ぐに顧問契約をお願いしました。

リンクスに依頼して良かった点は?

今まで営業拡販系コンサルと付き合っていたことはありましたが、イマイチ効果が無く、正直リンクスさんのプロたる所以も金融分野だけなんだろうなぁと思っていました。

ところが、今まで曖昧だったホテルのコンセプトやターゲット客を明確にして他の施設との差別化を図り、絞り込んだ得意分野でのサービスを徹底しないと生き残れないとアドバイスされたうえ、一緒になって販売戦略や個別販促戦術を取り入れていただいた結果、売上が前年比30%も増え決算も黒字転換しました。

サービサーとの交渉にも同席して貰った他、銀行との資金調達交渉一切もお任せしたしました。リンクスさんの交渉力のお蔭で地元金融機関の理解を得、サービサーとの和解金の融資が実現しました。

振り返ってみて一言お願いします。

銀行さんから融資を受けていた時代は、利息支払の工面にも事欠くような日々でした。

今はホテルの借入金も10年で完済できる見通しが着きましたし、何よりホテルにお客様が戻り私達家族や従業員も意欲的に働くことができています。

リンクスさんに出会わなかったら多分うちは倒産していました。本当に有難うございます。


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