お暑うございます。
夏の甲子園が始まってまだ二日目だと言うのに…
地元栃木県代表の作新学院高校が、二日目にして初戦敗退となりました(>o<)
私、所用があり“とある病院”にてTV観戦していましたが、相手の盛岡大付属高校の方が、実力は一枚も二枚も上でした。
立ち上がりこそ相手投手の乱調に乗じて先制しましたが、中盤以降、打線は相手に「力で」封じ込まれ、守りは健闘したものの、力強い“振り”に防戦一方の試合でした。
チームや選手達は、連覇を狙って精進したのだと思いますが、甲子園で1勝をあげるのがどんだけ大変な事なのか、改めて知らしめられたような試合です。
まぁ相手が悪かったと、思うしかないでしょうね。
話は変わりますが、弊社では毎月1回、定例ミーティングを行います。
月が替わった10日前後に行うのが恒例ですが、そこで役員4人が集まり、前月までの業績を振り返ったり、足元の課題や情報を共有化したり、対策を協議したりします。
今月のミーティングは11日からの夏休みを前に、7日に行いました。
その中で、皆の共通認識として感じている事象のひとつに「業績が良くなっている取引先が増えている」という実感があります。
取引先、或いは取引先を支える金融機関の立場からからすれば、「コストを掛けてコンサルを入れているのだから、実績を残して貰わないと困るよね」という事で、業績改善=利益増という「成果」は、至極当たり前の要求です。
しかしながら、現実的には事業改善、或いは長年の赤字体質からの脱却というミッションを成就するのは、これはなかなか大変な事なのです。
しかし、確かにこの2~3年、私の担当している取引先にも、前年対比「増収・増益」で決算を締めている企業さんが増えて来ているのです。
中小企業の現実・現場は、大手と違って厳しい、金融緩和や円安誘導等政策支援の恩恵を受けているのは大手企業だけ…的話をときどき私も言っちゃうのですが、決算書を時系列で並べて行くと、業績改善している取引先が多く、他のメンバーがお世話になっている弊社取引先の多くも、同じような傾向が見てとれるようになって来ました。
問題は、今後であり将来です。
業績は好調(黒字)だが、増加運転資金や先行資金支払負担が増え、資金繰りに窮した末、事業継続に赤信号が灯る「黒字倒産」が増える可能性があります。
資金の出し手(金融機関)が、資金需要に対して将来を見れず、過去業績を第一義に審査するからです。
弊社の取引先でそんなことはあり得ませんが、業績が急回復して更に前記のような理由で資金需要が発生しそうな中小企業は注意すべきです。
好況期に「黒字倒産」が増加することは、統計でも顕れる事象です。
折しも人手不足により人件費等のコストは、大幅アップが必至の情勢です。
資金繰りには、慎重に対応すべきです。
コメント
※コメントは承認制となっております。承認されるまで表示されませんのでご了承ください。