事業再生の現場から

番狂わせが最も起きにくいスポーツ

イングランドで行われていたラグビーW杯2015は、ニュージーランドの2大会連続優勝で幕を閉じた。

世界ランク1位で、大会前から優勝候補筆頭の呼び声高かった同国代表(オールブラックス)だったが、決勝戦もオーストラリアに4点差まで迫られる局面はあったものの、試合を通しては、まず危なげない勝ちっぷりだった。

ニュージーランドは、今大会、躍進著しかったアルゼンチンに予選で苦戦しながらも勝利し、準々決勝では過去の対戦で苦戦した経験のあるフランスに大勝、準決勝・決勝では、優勝経験のあるラグビー大国、南アフリカとオーストラリアに勝利している。

文字通り、文句のつけようがない「世界チャンピオン」と言えるだろう。

ラグビーが「番狂わせが最も起きにくいスポーツ」と言われる所以は、この辺りにあるのだろう。実力国がほぼその通りの結果を残している。

この辺りの結果を踏まえると、日本代表チームが初戦で南アフリカに勝ったことの「重さ」が、いっそう輝かしいものと思われてくるのだ。

 

一方、昨日は「全日本大学駅伝競走」が、熱田神宮-伊勢神宮間で行われた。

大方の予想を覆して優勝(なんと初優勝だそうですが)したのは、東洋大学だった。

下馬評では、今年の箱根駅伝をぶっちぎりで制し、先月の出雲駅伝でも完勝した青山学院大学の優勝は堅い、と思われていたのにだ。

監督の采配(選手の走順)や選手の頑張りが、この結果を生んだのだろうけど、「学生3冠」を賭けて自信満々、試合に臨んだ青山学院の関係者の落胆が対照的だった。

「勝負に絶対はない」改めて、駅伝競走の面白さを感じた試合でした。

私のイチ押し山梨学院大は、1区がまさかのブレーキで20位スタート。

アンカー・ニャイロ選手が爆走して追撃したものの、数秒届かずの7位シード落ち…

箱根に向けて不安が残る試合となりました。

箱根は山次第…

青山学院の神野選手レベルは無理としても、2分差レベルで行ける選手がいれば十分上位を狙えるのだけど…

箱根駅伝まで、ちょうど2か月

楽しみは、もう少し取っておきましょう!(^^)!

 

 

 



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