必要なのは、この本にあるような「経営改善計画」です。
「破たん懸念先」でも法に触れずきちんとした金融機関からお金を借りられる方法はあります!
金融庁が作成した「金融検査マニュアル」によれば、金融機関は、財務諸表などによって融資先を区分し、区分に合った条件で融資をするように書かれています。
もし下から3番目の「破たん懸念先」以下に区分されると基本的に新規融資が打ち切りになります。
しかしこれには例外があり、金融機関に「経営改善計画」を提出し、「合理的であり、その実現可能性が高い」と認められれば、計画を担保に融資を受けることができるのです。
「合理的であり、その実現可能性の高い」計画と言われても、自力で作成するのは困難です。
「目標達成ありき」のバラ色の計画では、まず受け取ってもらえません。
そこで本書では、誰の手も借りず一人で立案できるようにしました。経営改善計画のひな形に沿い、「分析」→「施策」→「資金計画」→「自社PR」の順で読み進めていけば、今まで事業計画を作成したことのない人でも再現が可能なのです!