事業再生の現場から

富士は日本一の山②

昨日の続き…

山小屋に着いて夕食のカレーを食べ、カイコ(養蚕)の寝床のような狭いスペースで体を休めること4時間。

眠れない(狭い、イビキうるさい、気持ち昂ぶる)時間を過ごしているうちに、高山病の症状なのか頭痛が…。

そういえば夕べ(金曜の夜)も興奮して2時間くらいウトウトしたきりだった…。

そして山小屋の内外では、私達の前に出発するツアー客が、興奮した声を抑えられずに物音を立てて進撃して行く…。

この環境で眠れる人って…人間の器が相当大きな人なんだろうなぁ(笑)

 

午前0時、ついに我々の出発時間。

下を見ると7合目あたりから、光(ヘッドライト)の列が延々と繋がってうごめいている。

そして上を見上げても、その列が途切れることはない。

後で聞いたところによると、この晩私達が泊まった山小屋には500人が、富士山全体では5,000人の登山客が山小屋に宿泊したのだとか…。

さすが日本一の山、富士山!(^^)!

目指す人数も桁外れ…。

 

冷たい風が体を叩きつけて来るけど、事前リサーチで防寒着は完璧!!

他のツアー客と前後しながら、痛い頭を抱えつつローソクの火を消すような深呼吸を続けて、山頂への道筋に足を進めるのでした。

8合目から上は火山瀝の足場が続き、落石に気を付けながらの、さながら「苦行」が続くのでした。

東の空は少しずつ白み始め、だんだん青みが増して行きました。

そして山小屋を出て4時間

ついに吉田口の頂上に立ちます!!

5時20分過ぎに、ご来光を拝み、皆で感動!(^^)!

記念写真を撮ったり、メールで写真を家族に送ったり

相変わらず頭痛は良くならなかったけど、確かに1度は経験しておかないと、と思えるような光景でした。

雲海が凄かった!!

あれっ、ここまで書いたのにまだ下山できていません。

今回の登山は下山にドラマ?があったのです。

その続きは、また次回に…



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