甲子園を沸かせている大阪桐蔭高校で、生徒の父兄から集めた教材費等の残りが「裏金」になって、学校関係者に“いいように使われている”と報道されています。
裏金の規模は、5億円にも上るそうです。
年間に購入する(であろう)教材費を予め父兄から集め、年度末に使用しなかった分が毎年数千人分溜まって行くのですから、「塵も積もれば…」で、忽ち5億円にもなってしまうのでしょう。
理事や教職員などの役職員にとっては、「学校から支援してくれる」おカネであれば、有り難く頂戴・使わせていただく、そんな気持ちでしょう。
ただ「学校が支援してくれている」おカネの一部が「裏金」で、本来生徒の父兄に戻す必要のある「人のカネ」であることを知っていた役職員は一握りの人達で、関係者の多くは、その事情を知らなかったと思いたいですね。
長年の悪しき慣行と言った処でしょうか…。
本来父兄に返すべきおカネを「裏金」として学校にプールしておいた理由として、
・生徒一人ひとりに清算金(残金)を払い戻す事務負担が大変
・せっかく集めたおカネで父兄は教育費として処理済なのだから、生徒の教育に必要不可欠な事業に浄財として使わせて貰おう
・悪い事とは知っているが、長年の慣習で誰も「駄目!」って言わないし…
こんなことが考えられるのかも知れません
案外最後のが、本当の理由だったりするのかも知れませんね(笑)
大阪桐蔭高校という全国的に知名度の高い学校で発覚した今回の「裏金」問題。
私達の身近でも行われているのかも知れません!?
教材費などを年度初めに集金してしまう手法は、どこの学校も同じだと思います。
あとは、学校や担当者の良識の問題になるのでしょうかね。
首筋の裏側が「ヒヤリ」している方も、案外身近に居たりして…
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