事業再生の現場から

リスケの出口(メイン行による肩代わり)

久し振りにHP上の「事例集」を更新しました。

(正確に言うと、HP管理をお願いしてある業者さんに「事例記事をお渡しして」更新をお願いした、のですが)

今回の事例は、リスケ(借入金条件変更)の出口を迎えた製造業者の実例です。

今回紹介させて頂いたX社は、リーマン・ショック後の受注急減によって、2年連続で数千万円単位の赤字を計上することになり、自己資本は「債務超過」に転落、一時はメイン行・債務者区分(格付)も「破綻懸念先」まで行った先でした。

弊社が関与して4年、折からの景気回復の恩恵を受けた同社は、業績のV字回復を遂げ、今般メイン行による他行借入金肩代わりと同時に、借入金の長短組み換えを実施、将来収益から「利益償還」する長期借入金と、正常な運転資金で構成される短期借入金を明確に切り分ける形で、リスケから卒業することになりました。

と、こんな形でリスケに「さよなら」したのが、3か月前でした。

以降、毎月あがってくる試算表で見る業績も順調に推移(前年は8,000万円以上の利益を計上しましたが、今年もほぼ昨年と同じ利益水準を維持)、資金繰り表上の翌月繰越金は1億円を軽く超え、「あと3年もこの調子で行けば、無借金経営になりますね!」と、社長の表情も明るく元気に変わって来ました!(^^)!

それなんで、「成功事例」として挙げても良いかな…と、社長に「感想」をお願いしてきた次第です。

ブログ読んでくださる皆様、時間があれば是非事例をご覧になってくださいm(_ _)m

私達、こんなことをやってます(笑)

 



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