事業再生の現場から

地銀再編の序章?

昨日からの雨が続き、今朝は少し寒いくらいでした。

暑がりの私としては、このくらいの天気の方がかえって過ごし易く大歓迎なのですが、九州から関東地方まで梅雨の走りには珍しい豪雨の影響で思わぬ被害が拡がっている事を思うと、冷涼になったお天気を喜んでばかりは居られません。

今年は「エルニーニョ」の影響で、長梅雨・冷夏になるとの予報もあります。

畑の植物の生育が気になります…。

 

さて、昨年11月に10年振りの再上場を果たした足利銀行ですが、総合金融業のオリックスが第二位株主として登場したと、足利HDが昨日発表したそうです。

オリックスが持つ株式数は、議決権ベースで約12%相当。

元々同社の系列ファンドが保有する足銀株の受け皿となっただけなので、既定路線の話のようですが、折からの「地銀再編プレッシャー」がかかる中、注目度は高いニュースだと思います。

元々再上場に主導的役割を果たした野村證券グループが保有する足銀株は、26年3月末時点で議決権ベースの約37%に及ぶことから、この両社(グループ)で同行の約50%、若しくは過半数近い議決権を有する状況になった様相。

もう少し株式を買い集めて両社だけで過半数を占める事になれば、再編相手・花嫁花婿候補として足利銀行の存在がクローズアップされる事になるでしょう。

先達てご紹介した週刊ダイヤモンドでも、足利銀行は関東を地盤とする地銀再編の「台風の目」とされています。

地銀の再編・連携に後れを取っているとみられる横浜銀行あたりが、本当に関心を示すのか気になるところです。

お世話になった元職場という以上にTOB騒ぎにでもなってくれれば、面白いのですが…。

おっと、その前に足銀株を持っていないことには、なんにもならないぞ(笑)

さてさて、足銀の昨日の終値は…。

 

 

 

 

 

 



コメント

※コメントは承認制となっております。承認されるまで表示されませんのでご了承ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です