事業再生の現場から

甘粕正彦・乱心の曠野

お早うございます。

GWホリデーの谷間、本日は4月の月末日&雨の水曜日で、なんとなく気だるい感じがします。

きっとスギやヒノキといった春の花粉シーズンが終わりに近づき、ホッとしていることも影響しているんだと思います。

きっと気が緩んでいるんですね(笑)

それにしても、今年は例年に比べて飛散量が少なめで助かりましたv(^o-o^)v

GWが明けたら次はイネ科の植物が開花する夏頃まで、私のアゲアゲ気分が続きます。

 

さて今日は、最近読んだ本の中で私がお薦めしたい本の紹介です。

GW中時間のある方は、是非お読みになると良いと思います。

佐野眞一氏著・甘粕正彦 乱心の曠野です。

憲兵大尉だった関東大震災直後の大正12年に、共産主義者だった大杉栄・伊藤野枝を殺害したとされる甘粕氏。

満州国設立の謀略の一役を担い、戦時中は「満州の夜の支配者」とまで呼ばれた甘粕元大尉の生きざまを、関係者への徹底した聞き取りで明らかにして行った「取材力」に感服です。

 

横行する危険思想に歯止めを掛けようとする体制側(陸軍)の犠牲者として、「主義者殺し」の汚名を着たまま無言で死んでいった甘粕元大尉の誤解は、今日では明らかなことのようですが、戯曲やラストエンペラーなどの映画でも誤解されそうな役回りにキャストされる事の多かった甘粕元大尉の“秘密のベールに包まれた”半生を窺い知るうえで、とても興味深く読み進めました。

名前は知っている、聞いたことあるけど、この人っていったいホントはどんな人でどんな事をしてた人なの?っていう事に興味ある方には、とても面白い本だと思いますよ♪

 



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