事業再生の現場から

商船三井の差押

日中戦争中の船舶徴用を巡って、商船三井の船舶が中国当局によって差押られたそうです。

良く知らないでこんなこと言うのも何ですが、立法・行政・司法の「三権分立」という概念は、あちらの国にはないのでしょうか?

共産党一党独裁体制を守るには、中国で起こった事案を全て政治判断にせざるを得ないのでしょうけど、国交正常化時の約束事などを全く無視する対応に、少しイラッとしてしまいます。

だいたい、民事訴訟を起こした当事者自体、戦前に日本に船舶を協力・貸与(後に徴発となったらしいのですが)していた事が、人民共和国設立当時や文化大革命の時には「反共・反分子」として国民の非難の対象になっていたんだと思うのです。

当時はその事実がバレないようにしていたのかどうか、それも知りませんが、今回の裁判では、国家の後押しを得て「日本叩き」の主役に抜擢されたかような、まるで英雄のような扱われ方です。

戦時中の強制労働等も問題にされているようですが、お隣の国は両国とも、戦後日本国民が贖罪の気持ちで復興に手を尽くしたことを全く意に介しようともしないようです。

はぁ…とため息がでちゃいます。

何年経っても、この問題は解決しないのでしょうね。

何と言ってもかの国はともに儒教の国。

ご先祖様の「恨み」は、孫子に引き継がれ…。

もっと生産的に考えれば良いのに。

 

 



コメント

  1. 山田の案山子 より:

    やはり日本人の常識で考えては駄目なのでしょうね。

    中国はチョットお利口な北朝鮮だと思わないと。

    ましてや3権分立などの考えはありません。

    憲法の上に共産党がいるのですから、何を言っても無理でしょう。

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