事業再生の現場から

今度はB型肝炎…

昨日、車で移動中にラジオを聞いていたら「○○問題は、東京第二弁護士会所属××事務所へ」とのCMが流れていました。

最近の弁護士法人CMでは、サラ金業者等を相手とした“過払金問題”はピークアウトした感があり(一部司法書士事務所ではまだまだメインで取り扱っているようですが)、以前若手弁護士から聞いたように“労働問題”等へのシフトが進んでいるのかと思いきや、今度は、B型肝炎患者が国を相手に和解金等を請求する代理人としての業務を受託すべく、ガンガンCMを流しているのでした。

何でも年齢が26歳から70何歳とか言っていたような気がしますが、集団予防接種で注射針の使い回しが原因でB型肝炎患者となった人への救済措置として、国が見舞金だか和解金を本人に支払う事になったようで、その請求代理人として行政当局との窓口になって“一儲けしよう”との意図のようです。

イマドキの弁護士さんは、次から次へとホントによく商売のネタを探すものです。

弁護士は最難関資格ですから、苦労して司法試験に合格・法曹界に身を置ければ、自ずとバラ色の人生が待っている…

私なんぞから見た羨望の感覚は、今や遠い昔の幻想なのでしょうか。

とにかく「仕事を探して」日々人脈作りに汗を流す弁護士さんに出会う事もシバシバあることを考えれば、私が考えるより弁護士稼業も楽ではないのかも知れません。

何をやっても、結局は「人間力」で勝負するしかないって事でしょうか。

そういえば私の敬愛する不動産屋の社長さんも、同じことを言ってたなぁ…。

 



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