お早うございます。
大阪では24年振りに11月中の降雪を記録したとか…。
宇都宮もこの冬一番の冷え込みだったようで、窓の外に見える民家の屋根にはまだ霜が残っています。
さてっ、今日から東京都議会が始まるようです。
猪瀬都知事が昨年の都知事選直前に「徳洲会」から5,000万円を借り入れた理由が取沙汰され、都議会でも「百条委員会」を開催して知事を追及しようと、議員センセイ方が“手ぐすね引いて”待っているとも報道されています。
ところで弊社のような「貸金業者」は、法定利息以上での貸出を禁じられています。
「利息制限法」という法律で、100万円以上の貸出の場合、上限金利が年15.0%以内と定められているのです。
「銀行なら低利で借りられるのに何でこんなに高いんだ?」とか「何も生産しないのに高利ではないか?」とか貸金業者に対する世間様のご批判は尤もですが、「預金」という特権で低利の資金を集められる銀行やブランドや創意・工夫等で「粗利率」を上げられる可能性のある事業者に比べて、「粗利益」が最大15%と法律で定められる一方、自己資本基準や法令上の縛り等貸金業者に対する規制はどんどん厳しくなっていて、年々業者数が減り続けているのがこの業界です。
どうしてそんな免許を持ってやっているのか、という点については機会があれば後日お話ししたいと思いますが、今日は別の観点から貸金業の話を持ち出しました。
猪瀬都知事が「徳洲会」から受けた融資額は5,000万円だそうです。
しかも契約書によると無利息で。
報道によると「徳洲会」グループは東京都内で3箇所の病院を経営しているそうですが、東京都からの補助金は年間10億円にも及ぶのだとか。
都知事との蜜月関係維持が、この補助金助成にどんな影響を及ぼすのか私には想像できませんが、副知事時代から都政の中心で「政治活動」を見てきた(演じてきた)知事ですから、知事の権限や関連団体・業者に対する影響力も身を持って知り得ていたのだと思いますがね。どうなんでしょうね。
徳洲会側から見ると、5,000万円の融資(対猪瀬都知事)で10億円のリターン(補助金)。
利回り20,000%(2万%)と超高率のお仕事。
やはりビジネスというのは、頭を使ってやらないと、と言う事なんでしょうかね。
カルロス・トシキ&オメガトライブの「君は1,000%」も真っ青ですね(笑)
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