事業再生の現場から

今度はカンボジア投資

お早うございます。

宇都宮は朝から曇天で、少し蒸し暑く感じます。

昨日は処暑。ほぼ一日中雨が降っていたからでしょうか、前週までの「酷暑」と空気感も変わったようです。

夜にはコオロギが鳴き、稲穂の垂れ具合が深まって来る等、ようやく秋の気配が近づいて来ているようですね♪

今朝、出掛けにNHKニュースを見て来ましたが、カンボジアのマンション投資に絡み「被害者救済のため」弁護団が組織されたと報道されていました。

ご丁寧な事に、NHKが独自取材ということで、投資用パンフに載せられた(カンボジアの)開発(された)物件の現地を訪ねたり、リーガルコメントを載せたとされる現地弁護士を訪ねたり、投資物件の販売元である都内の業者を訪ねたりと、丁寧な取材で現場・現物を洗い出していました。

開発されたとしてパンフレット上に高々とそびえ立つ高層マンションは、現地に行くと雑草が生い茂る荒地でした。

(当該住所地が確認されただけでも、まだマシなほうかな?)

同じくパンフレットにマンション開発は「合法」とコメントしたとされる弁護士は、「身に覚えがない」との事で、パンフに記載された弁護士のサインは、実物とは全くの偽物。

同じくカンボジアの行政庁の担当者は「此処には建物建設等の開発の予定はない…」と困惑の様子。

一方、都内の投資物件販売元の会社は「当社には(カンボジア国内で)他に物件を取得しているものもある。(投資家に商品を説明している)勧誘会社は別会社で、当社には関係ない」と弁護士を通じてのコメントを寄せているようです。

今後、詐欺事件のように騒ぎが拡大して行くと思われますが、似たような儲け話があちこちで聞こえて来ます。

お金持ちの皆さんは、是非慎重に行動してくださいm(_ _)m

私のような貧乏人には、凡そ関係ない世界の話ではありますが(笑)

 



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