事業再生の現場から

タイミングの問題かなぁ②

7/4付リスケ案件の続報…。

昨日、取引先社長と一緒に6/25付で「条件変更」依頼しているメイン行を訪問して来ました。

リスケ依頼をしてからメイン行として明確な「支援・指導」が無いばかりか、大まかな方針も示して貰えず1か月が経過、準メイン以下取引行もさすがに痺れを切らし「いったいメイン行はどうしたいのか?早急に話を詰めて貰いたい」と矢の催促です。

私自身も一番最初にリスケ依頼をした席に同席したものの、メイン行担当者との遣り取りは社長さんを通じての情報が断片的に入って来るだけでしたから。(言い訳をすると、担当者が弊社同席面談の約束を2回ほどすっぽかしたからなんですけど)

先方のお店にお邪魔すると、次長さん以下、担当者(既知)を始め融資担当者等4人が応接室にずらり…。

この手のシュチュエーションや交渉事に不慣れな社長さんは、相当プレッシャーを感じた事でしょう。

交渉事で相手より多人数で事に当たるというのは、交渉上手テクニックの初歩と聞いた事もありますが(笑)

メイン行がリスケを快く思っていないのは、やはり(前回指摘した)他行肩代りをした直後に返済棚上げを依頼した事にありました。

そのあたりの経緯をクドいくらい聞かれた後、結論としては「6/25にリスケ依頼を受け付けたが、7月分約弁を履行しない限りリスケには応じない」との方針を教えて頂けました。(実は月末社会保険料引落分をメイン行に振り込んだところ、社会保険料引落前に延滞していた約弁が引き落されてしまい、他行バランス(他行は6月末から残高維持中)を考え引き落しを戻して貰えるようお願いする目的もありました)

あくまで強硬なメイン行に、金融調整もブレイクの予感。

まっブレイクも想定していたので、そうなっても事業継続には何の支障もないけど♪

さてとっ、準メインの担当者に連絡しなくちゃいけないな…。



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