事業再生の現場から

臥薪嘗胆の末

臥薪嘗胆→中国春秋時代「呉越の戦い」に纏わる諺で、“薪”のうえに寝たり“熊の胆”を嘗めたりしながら「復讐の機会」を待って成し遂げた故事から、苦杯を舐めさせられた相手に「精進・努力を重ねながら挽回の機会を待つ」場合に使われる事が多いようです。

昨日の参議院選挙では下馬評通り「自民・公明」の政権与党が大勝しましたが、自民党関係者からすれば、4年前に失った政権与党の座を昨年末に取り返した衆議院総選挙の結果に続き、政権の安定運営が可能になった今回の選挙結果を見て「臥薪嘗胆の結果」と思った人が多いのではないでしょうか?

実際、昨夜の安部総理や石破幹事長のインタビューを聞いていると、選挙大勝に浮足立つ様子も無く寧ろ「勝って兜の緒を締めよ」的な党内に向けての慎重な発言が目立ちました。

4年前の「政権交代」という有権者からのレッドカードが相当身に染みているのか、3年余の野党暮らし経験がそうさせているのか、いずれにしても前回総選挙と今回の選挙結果で「ボロボロ」になってしまった民主党ではありますが、自民党にそこまでの恐怖心を憶えさせ「謙虚さ」を植えつけた事だけでも「政権交代」の意義があった、と思わざるを得ません。

政権交代可能なもう一つの「受け皿」があることは、私達有権者にとって悪い事ではありません。

民主党にも有能な人材は多い筈です。

「臥薪嘗胆」是非、精進を重ね雪辱の機会にチャレンジして欲しいと思います。

政治ネタで恐縮です(笑)

PS.全英OPゴルフ松山英樹プロ6位ですって!

またやってくれちゃいましたね♪ これはホントに生きている内に日本人メジャー制覇が見られるかも…

 



コメント

  1. 山田の案山子 より:

    PS 部分期待してます

    毎年マスターズに始ってメジャー見てますが

    日本人の優勝争いして所を生きている内に見たいですね

    • 村上 浩 より:

      山田の案山子様

       はいっ、私間もなく51歳。
      あと松山選手が40歳になる時には、70歳。
      何とかなるんじゃないでしょうか(笑)

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