事業再生の現場から

MAZDA CX-5

この時期、都内を電車で移動していると、明らかに“就活中”と思われる雰囲気の学生さん達に遭遇します。

弊社が事務所を置くJR浅草橋駅で降りる“就活ルック”の学生さんも居るくらいですから、浅草橋付近にも、本社(或いは採用拠点)を置く企業さんもあるのでしょう。

隣に座る学生さんを横目でチラ見すると「想定問答集」なのか自分で集めた相手先の資料なのか、スマホからイヤホンを繋ぎ快適な音楽を聞きながら、一方でその眼差しは一生懸命に文字を追っているようでした。

学生さん達からは「人生の岐路にある」かの如き真剣さが伝わって来ます。

横に座っている私も「頑張って来いよぉ」と、つい応援したくなってしまいます。 頑張れぇ、みんなぁ!

就活といえば、就活中GWに珍しく帰ってきた長男が、これも珍しく「欲しい車」について話をして来ました。

長男は工学部に通う“ロボット屋”さんですが、今に至るまで彼女の「カ」の字も無く服とか食べ物にも無頓着で、ましてや“嗜好品”の最たる「車」なんて全く興味ないものだと思っていたら、です。

彼が言うには「マツダのCX-5は良い車!俺も欲しいけど就職しても直ぐには(高くて)乗れないし、親父もどうせ乗るならマツダ車が良いよ。アテンザなんかもカッコイイよ!!」

「何がそんなに良いんだい? マツダなんてマイナーなイメージだけどなぁ」と私。(マツダ関係者の皆様スミマセンm(_ _)m)

「2012~13年のカーオブザイヤー車だぜ、それにCX-5のディーゼルエンジンは、燃費性が良いし環境に優しいクリーンエンジンで技術的には最高だよ。日本人なら、これからはこういう車に乗らなくっちゃ… デザインはめっちゃカッコイイしさぁ。」と長男。

どうも“ディーゼル車”というとトラックやバスの黒い煙や“ガリィガリィ,ガリィガリィ”というエンジン音が私には染み着いていて…。

「ディーゼルエンジンを小型化するには凄い技術が要るんだよ、トヨタやホンダがディーゼルに行かないでガソリンのハイブリッド車の開発に凌ぎを削るのも凄いけど、俺はマツダのデイーゼル(スカイアクティブエンジン)の方が好きだな、男のロマンを感じる技術だと思うよ」

はぁーっ、そんなもんですか?

ところでアンタ、そのハイブリッドで先行する会社の系列に決まったから帰省したんじゃないの?

車の前に早く彼女を連れて来いよ!!

 

 

 

 

 



コメント

  1. 山田の案山子 より:

    私の所も会社説明会の最中です

    今時の学生さんはと想いがちですが中々しっかりしてる子も居ます

    時折会社のビジョンは見たいな事を聞かれます

    零細企業なのでビジョンと言うほどの語れるものはありません

    そこで君達が会社に入ってヤリガイを捜すそれが

    会社の発展に繋がると言います

    彼達は狐に摘まれたような顔しますが

    実際にこれから先会社に大いに係わって行くだろう

    自分自身で会社の方向性を見つけて欲しいものです

    チョット前ならファジーな世の中ですからと言えますが

    今時5~6年先が分るような経営者は居ません

    それが分れば株で大儲けしてます

    • 村上 浩 より:

      山田の案山子様

       いつもコメント有難うございます。
       弊社のような零細企業では、新卒の学生を採用して能力を開発しつつ
       会社の戦力になるまで教育できる余裕などありません。
       就活中の学生さんのお相手ができ、実際に採用予定が組めるような素晴らしい
       職場なのでしょうね、山田の案山子様の会社は。
       いずれにしても「企業は人材次第」だと思います。
       規模の小さい中小企業なら尚更ですね。
       やる気があって「使い減り」しない優秀な学生さんが採れると良いですね♪

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