事業再生の現場から

金融円滑化法の後に③

金融機関廻りの第三段!

いよいよ当社のメインX行への訪問です。

元々どうして年末で日程のキツイこの時期にわざわざ銀行廻りになったかと言いますと、クライアント社(決算9月)の業績悪化が続く中、今夏の資金需要期に運転資金を支援(メインX行の単独融資)して頂いたにも関わらず、その後資金繰りがうまく行かない結果となり、借入金の条件変更(リスケジュール)依頼をせざるを得ないハメに陥り、取引銀行を廻ってリスケ支援を取り付けたのでした。

資金繰りがうまく行かない時期に弊社の門を叩いて頂いたのですから、当然私もリスケ依頼する際には社長に随行して各行さんに今後(リスケ後)の資金繰り予定や業績改善の為の努力方針を説明しましたし、「経営改善計画」の策定・提出も約束させて頂きました。

当社の決算申告は11月末で、私の手許に申告書&決算書が届くや否や、予て社長と組み立てていた経営改善策を3つの大きな柱として計画に盛り込み(何とか12月末に間に合わせてくださいねっ!!っと強く念押しされたので…)、ようやく12月最終週に間に合い、金融機関3行への提出&説明の機会となったような次第だったのです。

社長と「Y行の担当者はなかなかヤリ手ですねぇ、質問が鋭かったし、もしかするとメイン行の○○さんからは、もっと(計画に)注文が付くかも知れませんねぇ…。」とか言いながらX行の融資窓口へ。

前回訪問で見知った女子行員さんが「○○代理は体調を崩して、本日お休みですっ」

当方「…」 (あれっ、アポ入れてたのに連絡無かい??)

結果、他の行員さんに事情を説明して書類を手渡し、概況説明を行って帰還する事になりました。

後で質問事項があれば連絡頂けるそうです。

それにしてもこの年末に来て、○○代理のお気の毒な事。

締切時間に迫られた私の努力はどうでも良いのですが、一旦緩んだ緊張感…

正月明けに鋭い突っ込みがあるのか、ないのか? ちょっと心配…

でも、そう思いつつ、お正月はお正月。

箱根駅伝やサッカー、ラグビーetc  楽しみは数限りない♪

 



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