人口
久しぶりに真面目な経済学の本を読み終えた。
「デフレの正体」藻谷浩介著
私も学生時代、人口統計が好きで勉強したことがあった。
主に江戸時代の人口動静や経済変動が中心であったが、
その時学んだのが「人口が増えれば経済活動は活発になる」ということ。
当時の市場拡大(今でいえばGDPや景気変動)の根本的な原因は「人の移動」であった。
どんな経済人でも「直感的に」理解することなのだが、
「人」はそこに存在するだけで大きな消費主体である。
つまり一日3食365日食糧を消費する。
それが経済活動にとって、どれほど重要なものかということを、
今更ながら理解させてくれた。
ということは、子供の増えない社会は衰退する、ということ。
豊かな経済社会ほど少子化であるということと、
この問題、今後どうやって折り合いをつけて行けばいいのだろうか。
なんだか日本的道徳の見直しなんてことに発展しそう・・・
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