景気指標
震災が一段落し、ここのところ新聞で各種経済指標の発表を目にする。
こんな仕事をしているせいなのかどうか、
どうも指標が「良すぎる」ような気がする。
震災以降、北関東や東北は表現できないほど疲弊している。
一時話題となった「復興需要」も、
政策決定の遅れのせいか、どうも実感を伴ってこない。
その上、農産物の放射能問題。
観光客からの敬遠。
ついには工業製品にまで(放射能)検査を要求する風評被害。
確かに政府のばらまき的な「金融支援」により、
企業の資金繰りはなんとかなっているものの、
さりとて「生産」「消費」「雇用」すべての面でネガティブである。
しかし、経済指標はあまり変化していない??
政治家や政府が何か意図をもって各種の経済指標を人為的に操作しているとは思えないし、
またそんな恣意性が入っては指標そのものの信頼性が失われる。
ではいったいなぜこの「実態感覚」と「数字(指標)」はずれるのだろうか?
円高?
金融調整?
あるいはドル・ユーロの金融不安?
この週末、何かしっくりくる理由を、自分なりに見つけないと夜も眠れない!!
(なんてね)
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