消えゆく・・・・
マーケットや時代は容赦がない。
特に商習慣の生活習慣の変化に取り残された会社には。
開業以来、いくつかの相談があった先に「割烹料亭」がある。
以前は営業接待の場であり、年に一度の贅沢の場であり、
会合・集会・様々な宴の場であったのだが・・・
相談のあったどの料亭も売上がジリ貧状態であった。
特に接待需要の減少は極端であり、
ここ10年、すっかり影を潜めてしまっている。
なぜ。
答えは「商習慣の変化」であろう。
接待が成立する条件として必要なもの、
それは「利益率が高い」ことであろう。
会社は、薄利で接待しても「費用対効果」でマイナスとなってしまう。
つまり、どんな財(建設でも物品でも)の取引でも「利益率」が低くなると、
自然と「接待」が減ってしまうのではないだろうか。
ここ10年、すべての業種で利益率が下がっている。
背景にある人口、高齢化、多様化により、
全てもマーケットは縮小している。
その結果として利益率は下がり続け、接待は減り続ける。
どんな会社の社長でも「うすうす」は感じている。
しかし、感覚を頼りに「変革」をするには、あまりにも規模が小さい。
料亭の案件は今後も来るのかもしれないが、
私たちは有効な処方箋を出すことが出来るのだろうか?
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