出来ない言い訳
ある会社の会議にて。
その会社、売上が毎月減少し資金繰りが逼迫、
当然会議のメインテーマは売上の拡大と資金繰りの維持となる。
会議冒頭、まずは過去の分析で「予定と実績」の検証から。
ここ数カ月予定の2/3程度の売上しか上げることができなかった原因調査から。
営業の担当者は、取引先各社が予定を下回った原因を分析し発表している。
その時間約1時間。
長々と売上が落ちてしまった原因を述べたのだが・・・・・
あれ?
原因は全て合理的かつ仕方のないものだが、その対策は?
長い分析結果発表は良いのだけど、
だから次にどんな手を打つの?
出来ない理由は判った。
でも必要なのは「出来る工夫」。
今まで通り同じことをしては、また来月も売上は減ってしまうのでは?
その会社の業績不振の原因。
それは過剰債務でも費用過大でもなく、「やる気」のなさなのでは。
出来る工夫がなければ、出来るまでやる根性。
まるで非科学的だけど、経営の本質ってこんなことではないのだろうか?
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