捨ててこそ
あるM&A案件でのこと。
救済型であるその案件、
イメージは大海原で遭難した大型船を、
小型船で乗員と乗客だけ救う感じ。
現在小型船を建造中で、様々な手続きを行っている。
もし大型船が遭難したら、その船長はどうするだろうか?
道義的に、すべての乗員や乗客の安全に避難したことを確かめ、
もし可能であれば、最後に小型船へと避難するだろう。
そのM&A案件の社長、
あろうことか「一番最初」に避難してしまった。
社長にも生活があり、気持ちがわからないわけではない。
しかし、道義的に許されるのだろうか?
それを見ていた社員、
今は小型船の建造に協力してくれているが、
どんな気持ちで作っているのか?
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もある。
経営者としては「大先輩」にあたるその社長、
本当の救助の意味がわかっているのだろうか?
(抽象的なブログでごめんなさい)
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