プレッシャー
弊社のクライアントの多くは過剰債務で悩む会社であり、
そのほとんどは、債権者から様々な連絡やデータの要求を受けている。
経営がうまく行っているときは、債権者からの連絡などなんでもないことなのだろう、
しかし、一旦経営が傾くとその様相は一転する。
どんなに丁寧な言葉であっても、
経営の厳しい会社にとって債権者からの連絡はいやなもの。
その上、資料やデータの提出要求となれば、なおさら心痛める。
中小企業のほとんどは、その手の連絡を社長以外の余人が受けることはなく
社長一人が債権者対策の窓口となっている。
そしてそのプレッシャーはその身になってみたいと判らないものである。
健常者でさえ厳しいプレッシャー、
まして経営者が高齢な時などは「健康」への影響が懸念されてしまう。
実際に弊社のクライアントの中には、
真面目な経営者ほど、精神的なストレスで病気がちとなっている場合もある。
もちろん問題は簡単ではなく、
即効性のある解決策などないのは判っている。
しかし「病は気から」のとおり、
経営者の精神的な心配を取り払うのが我々にできる最大のことである以上、
そして「心配の種」が会社の行く末である以上、
会社の建て直すこと、
つまり事業や企業を少しでも明るい未来へ繋ぐことが出来ればと思っている。
高齢な経営者の体調のことを思うと、
弊社に依頼された責任の重さを痛感する。
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