はずれ
中小企業のM&Aは相性で決まるといっても過言ではない。
それはまるで男女のお見合い。
先日のこと、ある会社同士のM&Aの最初の意見交換の場に立ち会った。
弊社のクライアントは「売手」、先方は「買手」である。
会見して暫くはお互いの社歴を披露しながら、話はいよいよ本題へ。
売手は後継者不在と顧客や事業の継続、
買手は販路拡大が目的である。
買手は売手に「主力商品」「メインの販売先」「仕入れルート」etcと質問する。
売手は買手にこの場に、M&Aの目的や引受け後の方針を質問。
まさに「お見合い」を見ているような感覚。
2時間ほど話してみると、なんとなく判る相手の意図。
結局2社はお互いの目的や考え方、
つまりは相性が合わないことが判ってのだが、それも良くある話。
世の中の仲人さん、ご苦労様です。
コメント
※コメントは承認制となっております。承認されるまで表示されませんのでご了承ください。