暗雲
本日、リーマンブラザーズ破産のニュース。
負債総額3兆4000億円と戦後2番目の大型倒産とのこと。
証券会社は、本来銀行のように「預かり金」が少ない業種。
それでも3兆円超ということは、その規模の大きさが伺い知れるというもの。
そう言えば、日本の金融不安のきっかけも「山一證券」の倒産に始まり、
様々な業種へと広がっていった。
しかも当時と違い、金融のグローバル化はここ10年で急速に広がり、
マネーはすべての国境を越えて循環している。
さて、振り返って弊社のクライアントを含む「地方経済」。
ここ数年、疲弊の深度は深まるばかりで一向に回復の兆しがない。
無論会社の業況の悪化を「景気」のせいにするつもりはないが、
それでもマーケット背景が「良好」なのに越したことはないのだが・・・・・
地方にいても「世界の大型倒産」は確実に影響する。
様々な業種・業態の会社がクライアントとなっている弊社は、そのことを切実に感じる。
クライアントのため、そして地方に働く人達のため、
少しでも今回の大型倒産の「余波」が少なければと願うばかりである。
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