宴のあと
債務の整理に因んだ話題。
ある真面目(という評判の)金融機関でのこと。
会社の担保を整理していたら、ゴルフ会員権を見つけた。
額面は37百万円。
若い担当者、ひょっとしてすごい宝物を発見したのでは?
というので、換金方法を教えて欲しいとのこと。
確か社長は
あまり真面目でない(と言う評判の金融機関からの借入で購入したとの記憶。
一回もプレーせずに、担保に入れてしまったらしい。
しかしよく見るとその会員権。
平成元年発行で、その上数年前に破綻したゴルフ場。
残念ながら、お宝発見にはならなかったが、
すこしでも換金できればと早速調査。
調べてまたがっかり。
相場価格が100万円。
それでも相場ばたっているだけまとも。
しかし名義変更料と未納付会費の合計が150万円。
(差し引き50万円の損)
20年で、市場価値は1/37に下落。
金融機関の担当者、社長、そして私、思わずため息しか出なかった。
歳月は残酷なもの。
コメント
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1 ■無題
こんばんは。
私、昨年会員権を売却して所得税の還付を受けました。会員権業者の買取価格が3万円で、事務手数料が5万円でした。もっていてもそこに行きませんので、税の還付を受けられるうちに処分です。
プレーだけでみれば料金が安いので、会員券もっていても、もとが取れませんね。月例でるほどプレーする暇ありません。