師走の風景

昨日も「忘年会」、明日も「忘年会」。

今月は果たして何回「年」を忘れるのだろうか?


ここのところ、お酒と接する機会が多く、

昨晩もチョットのつもりが深夜まで。

でも帰りに寄ったところで、少し心温まるお話。


その店普段は、ちょっと疲れた経営者やサラリーマンが静かに呑むところ。

1時間だけと思い立ち寄った。


するとカウンター席の隣に、穏やかな紳士。

いつもの客筋を明らかに違う雰囲気で、

お互い一人通し、お邪魔でなければ話しませんか?


その紳士、会話の中身がとてもGood。

「クラシック音楽」「哲学」「ボランティア」

話し方も上手で、聞いていて納得でき、その上嫌味もない。

(この手の話は時々胡散臭い時があるでしょう)


普段の私、「金」「経営」「債権債務」など、泥臭い日常に埋まっているが、

その時は何だか「夢」が戻ったよう。

ちょっと学生気分、少し感傷的な一時を過ごした。


帰りにママに聞いてみると、

その紳士、地元大学の教授で「哲学」を教えているとか。


また、どこかの酒場で会えると良いですね。




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