営業日誌
弊社は仕事柄、サービサー(債権回収業者)との接点が多い。
今日は、その一つに挨拶兼営業回り。
その会社、すこしのんびりした社風で、
地方銀行出身の社員が、ある資本家の支援の下、
地方企業の再生を目的に作られたとのこと。
そのため、引受けた案件も地方企業の身の丈に合わせ、
「時間をかけて」企業再生するつもり。
何だか、弊社の理念と「かぶる」ところも多く、親近感を持っている。
(相手には迷惑かも知れないが・・・)
ところで、そのサービサー、事案の一つとして
もと公営企業の再生を手掛けているとのこと。
でもそれは予想以上に「苦難」の連続だそうだ。
もと公営企業であれば、社員の身分は(もと)公務員。
仕事は「決められたことを決められた時間」すればGood。
残業は1分単位で付けていくし、予定外の仕事は「お断り」。
民間企業出身者には信じられない光景も、そこでは当たり前。
立場が違っても、企業の再生を願う仲間、
「この会社の再生までの道程」を思いやると、頭の下がる。
その再生案件、
初期の投資額が数十億円、
サービサーの買取額が数億円。
と言うことは、その差額=泡と消えた部分は「税金」負担。
そんな無駄な資金を我々は支払っているのかと思うと、
何だかやるせない気もする。
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