事業再生の現場から

オンライン面談も可能です(^^)/

お早うございます。

今週も宇都宮の事務所からのスタートです。

と言っても、これから1時間後には愛車ノート号を駆って、東北自動車道を北上して行く予定です。

宇都宮の空は現在曇天模様ですが、福島県浜通りの空はどうなっているか…ちょっと楽しみですね(^^)/

 

さて、先週の事ですが「弊社のHPを見ていたので…相談させて貰いたい」とのメールが届きました。

弊社の仕事はその90%以上が、既取引先とか金融機関とか会計事務所等「弊社の仕事ぶりをご存知の皆さん」からの紹介で入って来るのですが、極々偶に「HPや電話」により直接アプローチを受ける事もあります。

私がオンラインで「面談」できる日程を先様にお願いして、メールが来た翌日に「オンライン面談」できたのですが、この相談者も他社例に違わず「コロナ資金」「リスケ」「債務超過」という聞きなれたキーワードを口にされますし、更に資金繰りを維持するため「ファクタリング」利用中で、しかもその利用額が月を追うごとに膨らみつつあり、その脱却の相談をしたくても、取引銀行はいずこも「馬耳東風」の趣なんだとか…

「良い方法はありますか? これはという処方箋とか??」

相談者の40代後半と思しき社長さんは前のめりで聞いて来ますが、売上金を「早食い」している状況においては、社外から新たな資金を調達する以外に無く、増資や自己金融(自己資金の投入)ができない中では、他人様からおカネを借りて来る以外無いでしょうが、決算書も何も見てない中で「的確なアドバイス」と言われても…

話の持って行き方次第では、保全を100%確保してあげた状態且つ今後の事業収益で借りた金は返せる、との絵を描いたうえでメイン行に相談する、という方法も有りかな…

そのようにアドバイスさせて貰いましたが、相談者が遠隔地である事もあり、弊社担当者が現地にお邪魔して、その案件に社長さんと一緒に携わる事は現実的では無いのかなぁ。

こちらも深追いせず「頑張ってみてください」とは言ったのですが、果たして合理的且つ現実的な計画が立案できるかというと…

オンラインの威力は認めざるを得ず、そして便利で有り難い機能ですが、やっぱり現場に出てナンボの形態でやっている弊社のような零細業者の業務では限界があるというのが実感で…。

 

アドバイザーに徹する事でオンラインを最大限に活かすやり方もあろうかと思うので、それは、今後の課題にしたいと思います。



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